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薬物乱用とは

薬物乱用とは、医薬品を医療目的からはずれて使ったり、医療目的のない薬物を不正に使ったりすることです。
どのような薬物でも乱用されるわけではありません。中枢神経系に影響を及ぼす物質の中で、依存性(注釈1)のある薬物が乱用されます。

(注釈1)依存性とは、何度でも繰り返して使用したくなる性質のこと。

主な背景には、次のようなものがあります。

  • 「ダイエットに効果がある」など誤った考えが広まっている。
  • ファッション感覚で薬物を使用している。
  • 友達からの誘いを断りきれず、仲間はずれを恐れて使用してしまう。
  • 薬物の末端価格が下がり、手に入りやすくなった。
  • 注射に代わって、気化させて吸引する使用方法が広まっている。

薬物を乱用すると

薬物乱用すると「脳」に悪影響を与えることが判明しています。
特に心身ともに急速に発達する小学生、中学生、高校生の時期に乱用すると、心身の発達が損なわれ、「現実と過去の記憶の整理がつかなくなる」「感情のコントロールが効かなくなる」「意欲がなくなる」などの症状を引き起こします。

一度ダメージを受けた脳は決して元の状態には戻りません。薬物をやめて通常の社会生活をするためには時間と特別なサポートが必要になります。

お問い合わせ

このページの担当は 健康安全部 薬務課 麻薬対策担当(03-5320-4505) です。

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