都の難病医療提供体制の再構築について～東京都難病診療分野別拠点病院の新設～

　都における難病に関する医療提供体制の充実を図るため、東京都難病医療ネットワーク事業実施要綱に基づき、平成30年4月1日より東京都難病診療連携拠点病院及び東京都難病医療協力病院を指定しています。
今般、東京都難病診療連携拠点病院及び東京都難病医療協力病院の指定期間が令和6年3月31日をもって満了となるため、公募を実施し、指定するとともに、東京都難病診療分野別拠点病院を新たに設け、都の難病医療提供体制を再構築しました。これにより、患者の選択肢を増やし、より早期診断・早期治療の実現につなげます。

1 東京都難病診療連携拠点病院

（1）役割等　・極めて稀な疾病を含む難病全般の早期診断・専門治療を実施　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　・遺伝性疾患の診断等に十分配慮した対応が可能な病院　
　　　　　　　・小児診療科から移行する患者の積極的な受入れ
（2）指定する病院　13病院
（3）難病医療ネットワーク事務局（※）委託先
　　　順天堂大学医学部附属順天堂医院
※難病診療連携コーディネーターを配置し、都内の難病医療提供体制に関する情報収集・情報提供、難病医療連絡協議会の開催、難病医療従事者等に対する研修等を実施