子宮頸がんは、
子宮の入り口(子宮頸部)
近くにできる女性特有のがんです。
子宮の入り口(子宮頸部)
近くにできる女性特有のがんです。
子宮頸がんはどんながん?
その原因や、どのように進行するのか、
早期発見の大切さについてチェック!
30歳代後半から40歳代が多くなります。
子宮頸がんになった人の割合(全国・女性) 2019年
HPVには100以上の種類があり、そのうちの15種類くらいが、子宮頸がんに深く関わっています。
ごくありふれたウイルスで、性交経験がある女性の8割近くが、一生のうち1度は、このウイルスに感染すると言われています。ほとんどの場合感染は一時的で、ウイルスは自然に消えると言われていますが、まれに、感染が長く続く場合があり、ごく一部で子宮頸部の細胞に異常(がんになる前の状態)が生じて、数年から数十年かけて子宮頸がんになっていくと言われています。がんになる前の状態は、CIN1(軽度異形成)、CIN2(中等度異形成)、CIN3(高度異形成・上皮内がん)と進み、子宮頸がんになっていきます。
がんになる前の状態からがんへの進行の図解
自分で気づくことは困難です。しかし、子宮頸がん検診で、早期のがんやCIN(がんになる前の状態)で発見することができます。がんであっても、早期のうちに治療すれば90%以上が助かることがわかっています。
※ここでいう「助かる」とは、診断時から5年生きている人の割合です。20歳代30歳代の若い世代の子宮頸がんが以前より増えています。CIN3での発見により、子宮を残し、妊娠や出産が可能な状態で治療することもできます。
子宮頸がんの進行期に応じた5年生存率