適度な量の飲酒のためには、4つのポイントがあります。
アルコール代謝能(アルコールを分解する力)は人それぞれですが、健康においしく飲むためのポイントを紹介します。
ポイント1:お酒を飲むなら「料理も一緒」に
食べながら飲むことで、急激な血中アルコール濃度の上昇を抑えることができます。
ただし、アルコールは食欲を増進することがあるため、食べすぎには注意が必要です。おつまみは、脂肪や食塩の多いものを控え、栄養バランスと食事量を考えて、摂取エネルギーを抑えましょう。
ポイント2:「楽しく」飲む
笑顔で飲むお酒は、仲間との語らいの潤滑油となるでしょう。一方で「うさ晴らしの酒」は歯止めが効かなくなることがあり、身体的にも精神的にも危険です。お酒以外にも、運動や音楽、読書、アロマテラピーなど、気晴らしになる方法を見つけましょう。
ポイント3:自分のからだを「大切に」飲む
どんなにお酒が強い人でも飲みすぎると健康を害してしまいます。人生を通しておいしくお酒を飲むためには、「ムダなお酒を飲まない!」を合言葉に、「適度な飲酒量を守る」「休肝日を作る」など自分に合ったお酒との付き合い方を見つけてみましょう。
ポイント4:定期的に「健康診断」を受けましょう
定期的に健康診断を受け、飲みすぎていないか、肝機能の状態をチェックしましょう。特にアルコールの濃いお酒を好む方は、上部内視鏡検査(胃カメラ)を定期的に受けるなど、のどから食道のがんに気をつけてください。