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『東京都エイズ予防月間』に関する展示 令和5年12月

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展示テーマ 『東京都エイズ予防月間』

東京都では、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)・エイズ(後天性免疫不全症候群)に対する理解と関心を深め、早期検査の重要性を認識していただくため、11月16日から12月15日までを「東京都エイズ予防月間」と定め、広く都民を対象としたHIV・エイズに関する啓発キャンペーンを実施しています。


東京都エイズ予防月間についての展示

HIV感染とは、体内にHIVが存在している状態です。自覚症状はほとんどないので感染に気付きにくく、HIVに感染しているかどうかは検査を受けないと分かりません。治療を受けないまま経過すると、エイズを発症します。

エイズ(AIDS)とは、HIV感染によって体の免疫力が低下し、普段は感染しない病原菌にも感染して様々な症状が出た状態をいいます。

早期に治療開始をすることにより、エイズの発症を抑え、進行を遅らせることができます。そのため、HIV感染を早期に発見することが大切です。

また、2021年から梅毒の感染者が年々増加傾向にあります。年齢別では、男性は20代から50代、女性は20代が多くを占めています。

梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。

自然には治らず、検査や治療が遅れたり、放置したりすると、長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあるため、早期発見・早期治療が重要です。

また、感染した人の血液中には一定の抗体がありますが、再感染を予防できる訳ではありません。そのためパートナーも一緒に適切な予防策(コンドームの使用・検査・治療)を行うことも重要です。

多摩立川保健所では、令和5年6月からHIV・性感染症検査を再開しております。詳細は多摩立川保健所のホームページの「多摩立川保健所で実施しているHIV・性感染症検査」をご覧ください。

多摩立川保健所で実施しているHIV・性感染症検査

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記事ID:115-001-20240726-008938