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学生生活に潜む自殺リスク
自分や大切な人の“こころの不調”に気づいたときにできること

東京都における学生の自殺の状況

東京都における、学生(大学生及び専修学校生等)の自殺者数は、令和2年に過去最高となり、現在でも高止まりの状況です。
都において過去5年(2018~2022年)に自殺で亡くなった学生・生徒等は711人で、そのうち「大学生」は353人(49.6%)で、「専修学校生等」も入れると、全体の65%を占めます。学生になると、生活の自己管理、進路の決定等、生活環境等の大きな変化やストレスを感じる機会が増え、自殺のリスクの上昇につながると考えられます。

学生の自殺者数の推移(東京都)

学生の自殺者数の推移(東京都)表

資料:「警察庁『自殺統計』より厚生労働省
自殺対策推進室作成」資料に基づき都作成

自殺者数の学生・生徒別の内訳(東京都、2018~2022)

自殺者数の学生・生徒等別の内訳(2018~2022年合計)グラフ

出典:「東京都 地域自殺実態プロファイル2023」

学生向け自殺対策動画

自殺は自分には関係のないこと、話してはいけないこと、とタブー視しがちかもしれませんが、全ての学生にとって、自殺のリスクは特別なものではありません。そして、自殺は防ぎうるものと考えられています。
東京都は、学生の皆さんへ「自殺のリスクから自分や大切な人を守るために、知ってもらいたいこと」について、5本の動画を作成しました。
パート1から5まで、続けてご覧いただき、学生生活における自殺のリスク要因や自殺に繋がりかねないこころの不調について知り、その上で自分や大切な人がリスク要因やこころの不調を抱えてしまった時の対応方法について考えてみてください。
※大学等関係者の皆様におかれましても、学生向けの授業、講義等で広くご活用いただけますと幸いです。

【講義編】

パート1(9分56秒)
学生生活と自殺のリスク

パート2(11分20秒)
学生の自殺のリスクファクター ストレス反応とセルフケア

【アニメ編】

パート3(15分49秒)
自分のこころの不調に気づいたら

パート4(12分06秒)
家族・友人・恋人の変化に気づいたら

【相談窓口のご紹介】

パート5(4分06秒)
悩みや気持ちを話せる場所

監修
筑波大学医学医療系災害・地域精神医学
教授 太刀川 弘和
東京工業大学保健管理センター
教授 安宅 勝弘
早稲田大学保健センター
教授 石井 映美
東京大学相談支援研究開発センター
教授 渡邉 慶一郎
明治大学文学部心理社会学科臨床心理学専攻
准教授 川島 義高
北星学園大学社会福祉学部心理学科
専任講師 髙橋 あすみ
東京大学相談支援研究開発センター
助教 大塚 尚

動画をご覧いただいた方へ

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