飲酒は女性特有の疾患に影響します。
女性の中で最も多いがんである乳がんは、飲酒と関係があると言われています。
乳がんのリスクとして、女性ホルモンのエストロゲンの作用や運動不足、肥満といった生活習慣など様々な要因が知られています。
アルコールもその一つで、飲酒量に比例して、乳がんのリスクも高まります。
飲酒は骨粗しょう症とも関係があります。
多量の飲酒は骨密度を減少させ、高齢女性で大きな問題となっている骨粗しょう症や骨折の原因となります。
また、多量の飲酒は糖尿病や高血圧などの生活習慣病をはじめ、種々のがんやうつ病など様々な不調の原因にもなります。