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農産物の残留農薬基準について
はじめに |
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現代の農業では、農作物の病虫害を防止し、安定した収穫を得るために、また、農業従事者の労働を軽減するために、農薬の使用は必要不可欠なものとなっています。しかし、一方では、農薬散布による人体への影響や土壌や河川などへの環境汚染、農作物への農薬の残留などの問題が起こってきました。 |
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農薬の歴史 |
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日本での農薬の歴史は、古くは江戸時代まで遡ります。これは、水田に鯨油などを注ぎ入れ、虫の気門をふさいで窒息させるというものでした。明治時代には、天然物由来の除虫菊やニコチン、大正時代には、鉱物系のひ酸鉛などが使われるようになりました。
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農薬とは |
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農薬とは、病害虫や雑草の防除に使われる殺菌剤、殺虫剤や除草剤、農作物の成長調整剤など、農林業に使用される薬剤のことです。化学薬剤の他に、病害虫の天敵となる生物や細菌を人工的に増殖させて作った生物農薬などもあります。家庭で使用する殺虫剤や殺菌剤の中にも、農薬と同じ成分が使われているものもありますが、これらは農薬には入りません。 |
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農薬の種類 |
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農薬は種類が多く、用途別や薬剤の形態別、有効成分の種類別などによって分類をします。 用途別分類農薬は用途に応じて、次のように分類します。
有効成分の種類による分類農薬は、その有効成分によって分類する場合があります。
薬剤の形態別分類農薬は、有効成分に補助剤として界面活性剤や溶剤などを加え、使用の目的に合わせて使いやすい形にした製剤として販売されています。これには、粉剤、粒剤、乳剤、液剤、水和剤、くん煙剤、エアゾールなどがあります。 |
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このページは東京都保健医療局 健康安全部 食品監視課 監視計画担当が管理しています。